2月14日、15日に帯広市体育連盟主催で行われたバルシューレ指導者育成講習会にクラブでは小田、渡部、佐々木、私新倉の4人が希望して受講してきました
今回の講習では、特定非営利活動法人バルシューレジャパンC級コーチに認定されるもので、本講習会の指定科目の履修と筆記試験の2つが課題としてありました
「バルシューレ」という言葉を初めて聞く方も多いと思います。
バルシューレとはドイツ・ハイデルベルク大学スポーツ科学研究所が開発した運動プログラムのひとつで、子どもの体力・運動能力を身につける機会づくりをしていただくことを目的としています。
講習では実技が6時間あり実際に体験するのですが、遊びのバリエーションが多く、固定しない為自由に考えて運動することが出来る面白さがありました
子供の自由な発想を尊重する運動なので、運動の能力の向上に繋がると、身をもって感じました
今後クラブでも積極的に取り入れていきたいと思います。
3年前に受託した文科省事業「トップアスリートと地域スポーツの好循環プロジェクト」
本事業受託により、私たちも新たなスタッフ雇用を生み出すことができました
そして、今年度から3年間の受託を終えたクラブを対象に公募があった発展事業「エリアネットワーク構築」
一人のトップアスリートの雇用もしくは活用は、単クラブでは負担が大きい。近隣クラブと共同で活用することにより、アスリート・地域住民・クラブにとって好循環が生み出されるのではないかという考察のもとにおける実践研究の事業です
こちらでは全国で7クラブのうちの一つに選定いただき、取り組みを進めてきました
この間、トップアスリートだけではなく、クラブ同士の共同プログラムや連携事業などにより、新たな可能性が見えてきています
そして、各クラブの負担を軽減するとともに、各クラブの会員増、収入増につながる可能性がある取り組みを試してきました
一つのクラブだけ、一つの地域だけが発展しても、本来、私たちが目指す「スポーツ文化醸成」というのは絶対にあり得ないこと
「自分たちだけ良ければいい」「今が良ければいい」
この発想では、いずれ必ず自分たちもダメになるのは、これまでの歴史やこれまでの社会を見てきたら歴然だと思われます
1月25日(日)に、同じく受託クラブの「NPO法人スポーツ・サンクチュアリ・川口」(埼玉県川口市)が主催する「シンポジウム」に事例発表で声を掛けていただき、参加してきました
http://npo-sanctuary.jimdo.com/
こちらのクラブさんも私たちと同じ想いで取り組まれている事が多くて、大変参考になります
また、委託事業を活用し、ITを駆使したネットワーク構築に向けて新たな取り組みを仕掛けられ、このプロジェクトには弊クラブも協働で関わらせていただいております
クラブとしては、サッカー主体ではありませんが、元Jリーガーやサッカー留学をされていた方などが側面で活躍されています
次年度の文科省委託事業の要項が発表されました。新たな企画競争となります
いかに本当の意味でのスポーツ文化醸成を図るか。。。採択いただけるどうかは、全くの未知数ですが、大きな責任を持って、次年度事業にも申請します
小学校生活最後の全道大会へ
昨日21日から、札幌のきたえーるで開催中の「全道フットサル選手権」
幕別札内FC・Bチームとして地区予選を戦ったメンバーと、いつも切磋琢磨して、練習試合をしても相変わらず引き分けに近い形で終わるAチームの応援メンバーが、2日間、十勝代表として出場しています
大会前最後の練習となった木曜日。「ユニフォーム交換」を行いました
選手登録の変更はできませんが、Aチームの子たちの分の責任を持ってということで、これまでAチームメンバーが着ていたユニフォームをBチームが着用して試合へ
BチームメンバーのユニフォームをAチームが着用して応援へ
この2日間で、さらにさらに絆を深め、最後の全道大会、そして、最後の遠征を楽しんでもらいたいと思います
先日24日~25日となりますが、札幌のきたえーるで開催された「総合型SCカンファレンス~地域と共に進むスポーツクラブ~」にスタッフで参加してきました
初日は、日本体育協会中央企画班班長の松田雅彦氏による「総合型地域スポーツクラブ育成プラン2013」についての講演でした
今後、何を目指していくのか、なぜそのプランが作成されたのか、意図などの説明を受けました
そして、場所を移して実技講習
「スポーツチャンバラ」です
こちらは、十勝でもクラブがありますね
思った以上にハードワークなスポーツです
安全ですが、激しく、様々な神経が研ぎ澄まされる魅力あるスポーツでした
2日目は、前日の講習を受けて、「育成プラン2013実現の可能性」ということで、パネラー5名とともに、いくつかの事例を基に、今後、北海道のクラブみんなで「北海道モデル」に取り組んでいくことを確認
最後のシンポジウムでは、「クラブマネジャー奮闘記」ということで、若き3名のクラブマネジャーの発表がありました
同じ幕別で活躍している「フーニ」の稗田さんもその一人
北海道での総合型クラブでは、ここ2~3年で、一気に若手が増えました
ベテランの先輩方も、クラブ文化をいかに醸成するかということで、温かいバックアップをしてくださる素晴らしい環境です
クラブスタッフも多世代になってきており、常にポジティブな意見交換が活発に行われています
一つのクラブだけが発展しても、我々が目指している「スポーツ文化醸成」はあり得ません
そう、ラーメン屋だって、何だって1社だけ、あるいは1地域だけでは、これほど発展しません。当たり前の話。
そして、1朝1夕ではできません
今回参加した、弊クラブの若手スタッフも、他クラブの若手スタッフも私たちが目指すものへの大事な資源です