サッカーチーム事業「幕別札内FC」では、保護者会というものがあります。少年団でいう、「後援会」と同様のものです
この保護者会がなくては、私たちの活動は成り立ちません。いわば「ボランティアスタッフ」といってもいいほど、子どもたちの活動に大きな支えになっております
さて、その保護者会の中で必ずお願いしていることの一つが「親睦会」です
祝勝会などとは別に、各学年で親睦を深め、選手・保護者・指導者がともに一体になっていくことを目的としています
その一つとして15日(金)は小学4年生の親睦会が開催されました
今年度、4年生を中心に担当してもらっている地元の小学校のK先生からの挨拶でスタート
この後、みんなで「食べ放題」を堪能しました
我々指導者人もお父さん方を中心に、話に花が咲きました
今年度、かなり多くの企画をしてくれているのが6年生
次は11月30日から12月1日にかけて「駒畠合宿」というものを企画してくれています
夕食作りから始まり、各種レクレーション、翌日の昼過ぎまで多彩なお楽しみメニューです
「すべては子どもたちのため」
豊かな想いで行動を起こしてくださる保護者の皆様です
今年もこの時期になりました
日頃のサッカーのプレーや判断の長所も課題点もはっきりと認識させられる「タグラグビー大会」
この種目での経験は、「もう一つ上のレベル」に達するためにはとっても良い機会となっています
今年度から始まった「タグラグビースクール」メンバーに、大会参加を希望する短期参加メンバーが加わった14日(木)、この方が指導者として来てくださいました
帯広ラグビースクールの安田さん(左手の青いジャージの方です)
数年前、この方のご指導でスタートした当クラブのタグラグビー
息子さんがサッカーチームに所属してくれていたご縁で紹介してくださり、ご指導をいただきました
当時は、全道大会出場の権利を得たこともありました。(この時は、サッカー大会と重なっていたので、全道大会はキャンセル)
瞬発的な判断、コミュニケーション、戦術、仕掛け、駆け引き、敏捷力などなど、本来ならば年間通してとりくみたいスポーツです
今年度の大会は12月8日(日)です。今年度もみんなDEチャレンジです
この間、実は何度かイングランドに渡ったマリノさんから連絡が届いていました
今年からイングランドへ渡ったLくん
今シーズンが始まり1カ月足らずで10得点で現在得点王
さて、ここに至るまでにはこんな裏話が・・・
その1か月前です。こんな連絡も来ていました
「公式リーグが始まり、毎週サッカーの試合です。もちろん1試合なのですが、クラブのリーグが上がったのでのっけから結構当たりの強いチームと戦っています。
Lは最近ストライカーのポジションを与えられ、結構しごかれて、いまいち思うように動けていない感じが否めず苦労しています。
11人制で30分。他人のポジションには入らない。パスでつないでなにしろ打つ、というヨーロッパスタイルを徹底してくるのがU-12くらいからなのかもしれません。態度が悪い選手はチームで罰金を払う制度もこの年齢からのようで厳しいです。
先週から、私達親にもコーチからLのプレーについてのアドバイスをされ、意外に親としては辛いところだったのですが昨日の試合の後に
「Lはこのチームの中でも断トツ。生まれながらのサッカーの才能があるから、13~14歳になったらきっと素晴らしい才能を発揮すると思う。だから、今、イギリスのサッカーを徹底して練習してほしい。ちょっと大変だけど今が頑張りどころ。」
と言われました。
『Lは素晴らしいチームメーカーだ』と。
この時に私達夫婦が幕別札内FCで出逢った指導者や仲間、親御さんたちの顔を思い浮かべないはずはありません。
みなさんのお陰で長く続けられたのは紛れもない事実です。
Lが、この先どんなふうに成長するかは分かりません。ひょっとしたらやめちゃうかもしれないし、でも今の時点では、良い仲間に出会ったから今のLがあると思っています。
幕別札内スポーツクラブの方針、モチベーションは世界に通用するんだと確信します。
嬉しい言葉を頂いたので、そんな基礎を固めてくれたみなさんへお伝えいただけると幸いです。」
そして、その1ヶ月後に絶好調!
「チームワークが固まってきた各プレーヤーが、其々の仕事をこなしているからLのところにボールが回ってくるんです。U-11になってあっという間に、ヨーロッパスタイルのプレーがベースになった試合展開です。」
とのことです。
以上のような嬉しいお便りを皆さんにお伝えさせていただくとともに・・・
ヨーロッパにしっかりと根付いている目先の勝利ではない指導者の確かな想い、一人ひとりの長所を認める地域力、そしてこれらを含めた本物の「スポーツ文化」を感じます
文化はすぐにできないから「文化」
焦らずあわてず目先の利益にとらわれず・・・理念を追求していきたいと、改めて思います