今回は全国スポーツ会議での報告です
場所は和歌山県田辺市。紀伊田辺と言えばピンと来る方もおられるかもしれません
テーマは「地域を引き出すクラブ戦略」
中高齢者向けのメニューも紹介されました
高齢者向けのメニューが少ない当クラブにおいては、これからの大きな課題でもあります
そして、以前に視察に来られた文科省の森岡室長のレクチャーも
今回の各種会議の中で、個人的に印象に残った言葉をいくつか紹介します
【そもそも総合型クラブはなぜ構想されたのか】
会員の利益のために何かをやっていくということだけではなく、同時に「社会の利益のために活動する公益性」こそが、総合型クラブの存在意義であり、社会的責任である。
【総合型クラブの使命(ミッション)】
〇縦割り型・分断型のシステムから、種目横断型・一貫指導型のシステムへ
〇「官」でも「民」でも「私」でもない、「公」としてスポーツ文化を根づかせること
〇学校、企業、行政に過度に依存した仕組みを見直し、地域に軸足を置いたシステムへ
〇短期間で成果を挙げようとするのではなく、10年もしくは数十年といった長期的な視野に立った将来にわたって持続可能な組織体へ
つまり・・・
「官製型」の組織ではなく、住民が自主的に運営する「住民主導型」の組織でもなく、これからはイコールパートナーとしての「地域総合型」の組織を目指すべきではないか~
任意団体でもなく、株式会社でもない、NPO法人としての当クラブ。現状と今後の方向性について改めて確認できたことがいくつかあった2日間となりました
次回は岡山・広島編となります
総合型クラブここにあり!と感じられる研修でした
文責:小田