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福島県総合支援事業(ふるさと・絆・再生支援事業)について
さて、夢工房が開設されて間もなく1 年を迎えようとしております。震災からは2年半という時が過ぎ仮設住宅で暮らす方々には少し前向きな姿も見られるようになってきた気がする反面、目に見える変化は乏しく、復興がどこに向かい、どこまで進んでいるのか見えてこないのが現状と言えるでしょう。
これまで、お願いばかりでこの事業に関する趣旨などをご説明しておりませんでした。申し訳ありません。
下記に趣旨等を説明致しますので、ご理解を頂き今後も支援の輪を拡大していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
NPO 法人おにスポ 理事長 磯田大治
記
【経緯】平成24年10月に福島県県中総合振興局から採択され12月に「夢工房葛桜」を開設。3月末で事業完了。25年度は4月から7月までは当法人の自主財源で工房を維持。25年度表記事業を福島県庁から採択される。
【趣旨】当クラブの事業名は「「夢工房葛桜」を中心とした生きがい作り支援ネットワーク構築事業」としております。24年度に開設した夢工房にて「ふく福プロジェクト」を継続し仮設住民の特に高齢男性の生きがい(居場所)を作り、さらに全国の総合型地域スポーツクラブによる支援活動の拠点として夢工房を活用し、そのネットワークを構築するという内容です。これまで6月末に行われた「七夕夏祭りIN三春」(事業対象外)を皮切りに9月には北海道登別と幕別にて「福島の現状」と題した講演会を実施。さらに11月には「関西大震災の復興から学ぶ支援の在り方(仮)」と題した研修会を登別にて開催します。講演会・研修会は事業の中にNPO 自身の運営を強化し、今後の支援に役立てるという内容が含まれており、どちらかというと自分たちが学ぶことを目的としています。この学びを生かしながら12月には地元葛尾村の子供会や街作り団体と共に「クリスマスイベント」を成功させたいと考えています。さらに2月初旬には「スポフェス」を企画し、そこで集う皆様を中心に翌年度の「癒しのオアシスプロジェクト」について協議することにより1年間を通じた活動をまとめていきたいと考えています。これらはあくまで、当法人が計画した流れであり、皆様が独自に行う活動を妨げるものではありませんが、「支援したいがどうしていいのか?「現地には入れないが役に立ちたい」というクラブ様にはこの事業に参加する形でご協力頂きたいと考えています。
【ねらい】一貫して「与えるだけの支援からの脱却」としています。夢工房ではすでに自己判断による制作物の開発やそれらの販路について若い世代の方々が復興庁に打診しています。また、12月に開催するクリスマスイベントは子供会、街づくり団体が中心となり仮設住民自ら行動しようとしています。我々は継続支援の中からこの動きを引き出したいと考えております。